アトールテラス鴨川スタッフブログをご覧の皆様こんにちは!
本日は厨房の青木がお送りいたします。
ついに8月に入り、夏真っ盛りですね。
暑いのが苦手な僕は家に引きこもりがちになっております。
出かける際は熱中症には十分気を付けてくださいね。
さて今日はフランス料理における『ナージュ』についてお話ししたいと思います。
フランス語でナージュは泳ぐという意味があります。
なのでお料理でいうと食材が泳いでいるようなというイメージになります。
詳しく説明すると、ホタテ貝のナージュ仕立てでしたら、ホタテ貝をブイヨンやフュメの中に入れ茹でながら調理し、
帆立を取り出してから、ブイヨンをそのままに詰めて少しとろみの付いたスープ状のソースを作ります。
盛り付ける際にホタテ貝とこのソースを使い、ソースに浮かばせて泳いでいるような見た目に仕上げます。
実は僕はナージュが大好きでして、
理由は柔らかいソースなのですが風味をとてもよく生かすことができるからです。
こちらのお料理は、
甘鯛とオマール海老、ホタテ貝のナージュ仕立て~あおさと檸檬の香り~
です。
優しい魚介三種類のナージュに生の青さ海苔と檸檬の皮の部分を削って振りかけます。
魚介の優しい旨味が口の中に広がり、青さの香りと最後に檸檬のさっぱりとした風味を楽しめます。
これからもナージュ仕立てのお料理をたくさん考えていきたいと思います。
皆さんもレストランに行き、是非ナージュを召し上がってみてください!
最後までお読み頂きありがとうございました。