京都 結婚式場 アトールテラス鴨川スタッフブログをご覧の皆様こんにちは!
本日は厨房の青木がお送りいたします。
今回は先日アトールテラスに到着した【茶釜】をご紹介します。
茶釜とは茶道で使用する道具で鉄製の釜です。
茶釜で湯を沸かすと鉄分が溶け出し、それを飲むことで鉄分の補給ができます。
もちろん、湯を沸かしている様子や音、お茶を淹れる作法を見て楽しむことも出来ます。
そして今お出ししているお茶は厳選した京都のほうじ茶と緑茶の2種類です。
淹れ方にも拘っていて緑茶は70℃、ほうじ茶は95℃の湯で淹れます。
なぜ温度が違うかというと、お茶の旨み成分であるアミノ酸と渋み成分であるカテキンの抽出温度に差があるからです。
アミノ酸は50℃からの低温度帯、カテキンは80℃からの高温度帯で多く溶け出すと言われています。
このことから緑茶は70℃で淹れると旨みと渋みのバランスの良い美味しいお茶になります。
抽出時間も大切で茶葉にもよりますが、30秒から1分で注ぎます。
一方でほうじ茶、玄米茶、紅茶などの薫りを楽しむお茶は高温でさっと薫りを湯にうつします。
どちらも注ぐ時は順番に同じ濃さになるようまわしつぎをします。
アトールテラスでは待ち時間に茶釜を使用してお茶を提供させていただいております。
一味違ったお茶をぜひご体感ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
アトールテラス鴨川 青木
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